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四谷学院の受験コンサルタントは、生徒の勉強をサポートしているとき、できるだけ生徒を褒めようと意識しています。
ですが、当然褒めるだけで生徒が合格するかと言うと、そうではありません。
今回は、生徒を叱ることについて考えてみます。
以前、早稲田大学を目指す浪人生がいました。熱心に勉強してはいたのですが、ある日ふと、毎週水曜日に四谷学院に来ていないということに気づきました。
浪人生は、基本的に月曜から土曜まで、授業があるにも関わらず、です。そこで、すぐに本人に確認しました。
すると、なんと言ったでしょう。
水曜日は休みと決めている
スイヨウビハヤスミ・・・え、水曜日は休み?
この浪人生の言葉を聞いてあなたはどう感じますか?
受験に向けて努力する浪人生の言葉とは思えない発言だと感じる人もいるのではないでしょうか。「受験をなめてるの?」と聞きたくなるかもしれません。
しかし、怒ることで生徒の気持ちが動くわけはありません。
むしろ閉ざしてしまう可能性の方がずっと高いのです。
担任としてやるべきことは、勉強量の大切さとそのたるんだ気持ちを叱ることです。
それ以降、水曜になるとこの浪人生の姿を探して、「お!ちゃんと来てるね!」「今日も頑張ってるね!」と声をかけるようにしました。
全国模試の結果が出ると、いいところばかり見る彼に、あえて悪かった科目や点数を落としている分野をじっくり見せ、気を引き締めます。逆に過去問対策になると、なぜかやたら落ち込む彼を1回1回励まし、できたところを褒めて次の対策に進むよう促していきました。
そんな彼の第一志望合格発表の日、受付前のエレベーターが開くと彼が無言で立っていました。私はその表情を見て、どっち?どっち?!と緊張して声が出ませんでした。
「受かりました!」力強く言った彼の表情や声は、今でも忘れられません。
「先生がいなければ、あの水曜日を叱ってくれたのがなければ、合格しなかった 」
そう言ってもらえた時、「声をかけて本当に良かった!」と心から思いました。
生徒が大学合格を通して得るものは、自信や達成感・意欲・成功体験と自己実現そのものです。
毎年、頑張る生徒の自己実現のサポートができることを、とても誇りに思います。
また、生徒のサポートを通して自分自身も生徒から学び成長していくことができ、常に次のステップを意識しながら仕事に取り組んでいます。
四谷学院は、生徒に対してもスタッフに対しても、相手の成長を喜び、自分の成長も喜んでもらえる、そういう社風です。