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総合職 四谷校校長 | 堀ノ内 洋貴(2014年入社)
自分が好きな数学の楽しさをたくさんの人に知ってほしい。それが教育に携わることになったスタートです。単に「科目」を教えることから「教育」に関心が移ったのは、個別指導塾のアルバイトを始めてからです。自分より何歳も下の子どもたちが夢や目標を見つけて行動が変わっていく…その変化に羨ましさと面白さを感じました。そういった瞬間にもっと出会えないか、自分が関わることでその変化を生み出せないか、それができるのが「教育」ではないかと思いました。また就職活動をする前に感じていたのは、「なぜ楽しくない仕事をみんなやってるの?」ということでした。自分は大学院に進学したこともあり、同学年の友達は大半が就職していました。SNSでは金曜日に「仕事がやっと終わった」という喜びの書き込みがあり、日曜日には「また仕事が始まる」というマイナスの書き込みをよく目にしました。楽しくないのであれば辞めればいいのに…自分が楽しいと思うことを仕事にすればいいのに…と思っていました。そういう状況も、教育という場で解決できるのではないかと考えました。
入社1年目のエピソードです。もともとは関西中堅の国公立大学を志望して高3の4月に入学してきた生徒がいました。夏に「志望校を関東私大最難関の慶應義塾大学に変えようか迷っている」という相談を受けました。私は受験科目の相違がないかの確認をしつつ、応援の姿勢で本人の背中を押しました。この生徒は慶應義塾大学に見事現役合格しました。合格後に本人から聞いた話ですが、実は学校で友達にも先生にも同じことを相談していたそうです。でも「志望を変えるのは無謀」「慶應なんて受からない」「本気で言っているのか?」とまともに取り合ってもらえず、冗談だと思って笑われたりしたと聞きました。だから私の返答と対応にはたいへん驚いた、と。相談に来ていなければ自分が慶應に合格することはなかったと言っていました。高校の先生の対応が間違っていたとは思っていません。きちんと現実を見せることも大事なことです。ただ誰かに可能性を信じてもらうことで一歩を踏み出し、その先の成功体験につながることはあります。自分がやっている仕事がそういった生徒たちを輩出することにつながっているということを、強く実感したエピソードです。
「感情を大事にする」ということは、自分の中の変化として大きかったかもしれません。現在もそうですが、基本的には物事を理屈で考えて理屈で納得するタイプかなと思っています。論理が重要視される数学が最も好きな科目で、理路整然としているところに綺麗さというか、数学ってすごいなと感じている部分もあります。けれども、入学するかしないかや、この予備校が良いか悪いかなどは、人は理屈ではなく感情で決めます。生徒・保護者やスタッフからの希望や要望に対しても、きちんとした説明応対をすることは大事です。でも、結局は感情が大事な部分だと思います。もともと「感情<理屈」と思っていた自分からするとかなり意外な変化です。「感情を大事にする」を意識するようになってからは、自身の仕事の質も変わったように思います。校長としてのスタッフと関わる際や生徒との面談時など、さまざまな場面で何に注力すべきか、何を大事にすればよいかが私の中で明確になってきた印象です。
自分が苦手だと思っていることでも、やってみるとうまくできたり、じつは面白かったんだと気づくことは多々あります。たとえば、コミュニケーションに自信がないと思っている受験コンサルタントでも、生徒や保護者と面談を重ねていくと「来年も同じ先生に見てほしい」という声が上がってきたりします。あるいは、たった1回の面談でも生徒からの信頼を得ていたりすることもよくあります。おそらく、コミュニケーションに自信がなくても、目の前の生徒への想いは相手に伝わるのでしょう。または自分が不安だからこそ生徒の不安も理解してあげられる、ということもあるでしょう。私はそれも才能だと思います。自分が苦手と思っている点は、じつはプラスであり、長所に変わることがたくさんあります。四谷学院で仕事をしていると、そんな「才能」を多く感じます。
純粋に「楽しい」のではないかなと思っています。あとは犯罪などのマイナスの出来事につながることが減るのかなと。自己肯定感が高い人は、誰かを落として自分が優位になろうという考えにはなりにくいはずです。言い換えると、周囲の人の存在承認がしっかりできる印象です。それぞれがお互いの存在を認めつつ過ごしていく社会を想像すると、お互いに楽しく生きていけそうですし、犯罪を行う気にもならないのではないでしょうか。また、親の自己肯定感が高いと、子どもにも同じような影響が出てくるはずです。そうすると私たちが直接関わった生徒だけでなく、次の世代の子どもにも、未来にも受け継がれていくはずで、やがて社会全体が変わっていくことにつながると想像しています。
四谷学院本校の校長として、四谷学院という会社の拡大への貢献と今後一緒に会社を担っていけるようなリーダーの育成です。そのためにはより会社の動きを把握した上で、「今何をすべきか」を的確に判断して現場に落とし込む戦略性と計画性を高めていく必要があると思っています。本校は経営企画室や本部スタッフとの距離が近い環境なので、現場とは別の視点からの気づきを得る機会が非常に多いです。その気づきをいかに現場に落とし込み生徒満足度に還元できるかは常に意識しています。また校舎内全員で実践をする上で、一緒に行動を引っ張ってくれるスタッフを育成していくことも必要不可欠です。そして私が育成したスタッフが他校舎で勤務するときには、本校での経験値を活かしてリーダーとして活躍して欲しい。そんなリーダー人材の育成にも挑戦していきたいと思います。
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