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挑戦する人を増やせば
社会が変わる。

総合職 経営本部 ｜ 二村 健太（2015年入社）

教育に関わる仕事を
選んだ理由は
何ですか？

A.できるようになる喜びを伝えたい。

A.できるようになる
　喜びを伝えたい。

生徒の勉強に対するモチベーションや公教育と私教育の違いについて関心がありました。大学入学時から大学院修了時まで個別指導のアルバイトをしていたのですが、きっかけは高校での経験でした。私は高校生のときはずっと成績が下のほうで、大学に行く目的も見いだせていませんでした。変化のきっかけは高校2年のときです。担当の化学の先生が変わって、不得意だった化学ができるようになった。2年の後期には1度だけテストで学年1位を取った。全体の順位は下のほうだったのですが、「化学ができた！」というただそれだけで自信がついて、勉強に前向きに取り組むようになったんです。こんな自分のように、後輩たちにもできるようになる喜びを知ってほしいなと思い、塾でのアルバイトを始めたのです。実際に個別指導で学習指導をしていると、勉強に対するモチベーションが低いなと感じる子もいて、私教育でなんとか変えることができないだろうかと思っていました。

仕事をするうえで
大切にしている
ことは？

A. 入社時に誓ったことが３つあります。

A.入社時に誓ったことが
 ３つあります。

誓ったことの１つめは「継続して学び続ける」。生徒に教える立場である私たちは、常に新たなことを学び続けて成長していかないと生徒に示しがつかない、という考えです。授業を担当していたころは休日でも入試問題を研究するなどしていましたし、経営企画を担う現在はDXやIT関連のスキル習得にも努めています。2つめは「新たなことに挑戦する」。これは自身の成長のために必要なことである、と。入社してからこれまで船橋校・静岡校・天王寺校・西宮北口校・神戸校・福岡天神校で業務をしてきて、そのうち静岡校と西宮北口校では新規開校も経験しています。新しい環境ではそのつど新しい挑戦があり、毎年成長できているという実感があります。３つめは「よいオーラ・雰囲気を放つ」。四谷学院は校舎や部署の垣根を越えてチームの仲間とともに働きますし、生徒・保護者と接する仕事でもあるので、話しかけやすい雰囲気などは大切です。忙しくなってくると話しかけにくい雰囲気を出してしまうこともあるので、接しやすい雰囲気をつくることで仕事の質を高められるようにしています。

生徒の人生に影響を
与えていると感じた
瞬間は？

A. 自分の言葉がHくんの人生を後押しした。

A.自分の言葉が
Hくんの人生を
　後押しした。

生徒自身が変わる瞬間に立ち会うと感動します。たとえば静岡校にいたHくんは、東京学芸大を志望していて浜松からわざわざ静岡校に通っていた生徒です。1年間ずっとまじめに勉強に取り組んでいましたが、センター試験（今の共通テスト）を終えて自己採点の結果を見るとC判定でした。面談では、本人とお父様は「志望校を下げたほうがいいのでは…」と口にしていました。ただ、私は彼の志望校への想いとこれまでの取り組みを知っていました。だからこそ、二次試験に向けた具体的な指針を示しつつ、「これだったら行ける。後悔しないように挑戦してみたらどう？」と後押ししました。そして見事合格しました。Hくんからは「あのときの先生の言葉がなければ自分は合格できなかったと思う」と言ってもらいました。そのとき生徒の人生に大きな影響を与える仕事をしていると強く実感しました。

仕事を通じて
自分がどのように
変化しましたか？

A. 経営企画への興味がどんどん膨らんできた。

A.経営企画への興味が
 どんどん膨らんできた。

入社２年目で新規開校スタッフとして立ち上げに携わったり、6年目で他のスタッフを率いるマネジメント業務を担うなど、新しいことに挑戦して様々なスキルを身につけてきました。結果、業務の幅は大きく広がりました。なにより自分のキャリアに対しての考え方も大きく変わりました。採用過程では「教材作成に興味がある。教務部の一員になりたい」と話をしていましたが、あらゆるプロジェクトやマネジメント・企画開発業務に携わったことで、いまは教務部としてのキャリアよりも経営企画のほうに興味がわいています。現在は経営本部の一員として経営企画部・広告宣伝部・管理部としての業務も行っています。昨年度までの校舎業務・受験コンサルタントから形態が大幅に変わりました。自分のキャリアや得意不得意を決めつけずに挑戦してきた、前向きな変化だと思います。

自分の「才能」が
開花したと感じる
場面は？

A. たくさんの「信頼の声」が私を成長させた。

A.たくさんの
「信頼の声」が 
　私を成長させた。

生徒・保護者・上司の方々から信頼されていると感じたときです。入社してすぐは自分の指導への自信のなさが、おそらく相手にも伝わってしまっていたと思います。ただ、新規開校業務に携わり、講師業務もどんどん経験を積んだことで、生徒に対して自信をもって指導できるようになっていきました。たとえば、生徒からの「二村先生がそう言ってくれるならがんばる！」という声や、保護者の方からの「二村先生にお任せしていますので、うちの子にその講座を受けさせてあげてください」という声。さらに新規プロジェクトに立候補したとき、上司から「二村さんは先行管理力や計画力が強みだからそこを推しておいたよ」と後押しをしてもらったことなど。こうした信頼の声をもらうたびに自分の成長を感じます。次への自信と挑戦意欲もわいてきて、結果として私の新しいスキルがさらに増えていったのだと思います。

自己肯定感が
高い人が増えると
社会はどう変わる？

A. 新しいものがどんどん生まれる世の中へ。

A.新しいものが
どんどん生まれる
　世の中へ。

成功体験を積んで「自分ならできる」と実感できた人は、他の人に対しても「この人はできるようになる」と思えるようになります。そんな人がたくさん増えたら、新しい挑戦に対する失敗を責めない環境が生まれて、多くの人が挑戦しやすくなります。結果、新しいものがどんどん生まれる世の中になるはずです。AIなどのテクノロジーの進化で社会環境は目まぐるしく変わっていますが、「自分ならできる」と挑戦できる人であればしっかり対応できるはず。もちろん私自身も挑戦できる人であり続けたいです。たとえば、いま担当している経営企画でさらに結果を出すために、分析やプレゼンのスキルアップに挑戦していきたいです。ネットなどを通じてデータはたくさん収集できますが、それをどう活かせるかは私のスキル次第。データを分析する力と、企画として成立させるためのプレゼン力を磨くために、今後もさまざまな書籍にふれながら「自分ならできる」とスキルアップにチャレンジしていきます。

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