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総合職 経営本部 | 吉田 純(2005年入社)
大学は心理学専攻で、教育心理学の中の「教授心理学」という分野に進みました。これは、誰かに何かを教えたり伝えたりするとき、どういう伝え方をするとより効果的なのかを研究していく分野です。また、個別指導塾で講師のアルバイトもしていました。一人ひとりに合わせてあれこれ工夫しながら教えていく中で、最初は苦手でできなかった子が、ひとつの「わかった」をきっかけに、だんだんと勉強姿勢や意欲・表情が変わっていくのを目の当たりにしました。適切なやり方で取り組めば生徒の才能が開き、自信も持てるようになる、ということを実感しました。逆に言うと、勉強が苦手な子は、その子に合った適切なやり方で教えてもらえてなかっただけなのではないかと思います。大学時代のこうした経験から、教育業界で働きたい、勉強を通して「自分もやればできる」と自信を深めてもらいたい、と思うようになりました。
四谷学院は「名前を知っている」くらいでした。就職活動では教育関連の会社を中心に見ていたのですが、塾・予備校によってこんなにも考え方が違うのか、と感じることが多くなりました。テストで基準以下だと入学を認めないというところがあったり、「特待生制度」で「できる生徒」が優遇されるところがあったり…。「できない生徒」こそ塾や予備校が必要なのではと思っていた私にとってはショックな現実でした。そんな中で四谷学院の説明を聞いたときは、まったく逆の意味でショックを受けました。「だれでも才能を持っている」という理念を掲げ、一部の「できる生徒」だけを優遇するような不公平なシステムが一切ない。生徒一人ひとりの「がんばりたい」という気持ちを全力でバックアップし、合格へと導く。本来「教育」とは、「予備校」とは、こうあるべきだ!と強く感じたのを覚えています。
同じ出来事でも、どういうふうに見るかが大事。つまり解釈の仕方で感じ方が全然違ってくる、ということを伝えたい。たとえば模試の結果が悪かったとします。普通は「全然だめだ…」と落ち込む。もちろん結果をきちんと受け止めることは大事。でも、そこで落ち込むだけでは模試を受けた意味はありません。模試はあくまで「今後よくするためには何が必要か?」を把握する材料です。結果をきちんと分析すれば、今後成長するためのヒントがたくさん得られます。むしろ、まぐれで良い結果が取れて油断してしまう人より、よっぽど意味のある結果だったと言えます。また入学前の相談会でよくあるのが「この科目が苦手で…」「やる気がなくて…」という相談。そんな場合でも、まずは相談会に足を運んだことが良い行動だと伝えます。現状をなんとかしたいという意欲がなければそもそも来ませんからね。こんなふうに、生徒からの相談を、できるだけポジティブな形でとらえて返し、生徒に「なるほど。そういう見方もあるんだな」という新しい視点を与えていく。物事のとらえ方や考え方を良い方向に向けていくのも、私たちの大事な仕事です。
都立トップ高出身で医学部志望の男子生徒。1浪目は予備校に通わず宅浪、2浪目で四谷学院に来た生徒でした。進学校出身というプライドもありつつ、でも志望校に合格できていない現状からか、他の生徒と話しているところもほぼ見受けられず、受付にもあまり寄り付かないような雰囲気でした。そこで毎月面談を設定し、半ば強制的に話す時間をとりました。毎回、前回の面談からの成長と課題を確認していくと、少しずつ話してくれることが多くなってきました。そして見事に第一志望の国立医学部に合格した後、なんと手紙をくれました。『毎月の面談で様々な相談をさせてもらえたので、自己を客観的に分析することができました。これが合格に繋がったのだと思います。最初は毎月面談をしても意味ないのではないかと思っていました。しかし、面談で1か月間の自分の反省を声に出して話しているうちに、自己分析が自然にできました。先生と1年間やってこられて本当によかったです。お世話になりました。』普段はクールで感情を出さず、合格報告に来てくれたときも淡々としていた印象の彼ですが、実はこんなことを思ってくれていたんだと、ちょっと驚きつつも嬉しかったです。学力向上はもちろん、内面的な成長にも関わることができたと感じられた、私にとっても貴重な体験でした。
まずは段取り力。いつまでに何が必要だから、いつくらいから何に手をつけて、他部署に何を依頼して…と、目標から逆算して業務スケジュールを組み立てるのが習慣になりました。突発的なイレギュラーやトラブルが多少発生することも想定して、余裕をもって業務を進めることができるようになったと思います。もうひとつは、俯瞰的な視点。生徒やスタッフからの相談・質問でも、単に表面的な返答をするのではなく、「そもそも根本の問題は何なのか」「実はここを解決する必要があるのでは」といった部分に焦点を当てて考えるようになったと思います。たとえば生徒から「数学の2次関数ができない」と相談があったとして、「具体的に2次関数のどのレベルから理解できていないのか?」「前段階の1次関数や比例反比例の理解度はどうか?」といった質問を投げかけることで、その生徒が躓いている本当の原因を特定して、やるべきことの第一歩を示してあげるようなイメージです。質問・相談する側は得てして視野が狭くなってしまいがちなので、意識的により俯瞰的な視点で回答・アドバイスができるよう心掛けています。
文章力ですかね。1年目でたまたま校正業務を担当した際、当時の上司がほめてくださり、そこから内部制作冊子の記事作成や体験記の編集、校閲プロジェクト、ガイダンスマニュアル改訂など、文章力が必要とされる業務にどんどん携わるようになっていきました。特に体験記は、四谷学院で成長して目標実現した生徒一人ひとりのストーリーを世の中に発信していく重要業務で、最初のころは上司のチェックを受けると、赤ペンで直しがたくさん入って返ってきていました。でも、みっちり指導してもらったおかげで、だんだんコツがつかめるようになってきて、一発採用されることも多くなっていきました。あるとき10名分の体験記を編集して提出したところ、たった一言「全てがカンペキ!」と書かれて戻ってきて、自分の成長が感じられて嬉しかったのを覚えています。その後も、「もっと伝わる言い方・表現はないか?」と考えたり、自分でも本を読んで勉強したりして研鑽を積んだことで、体験記以外にも幅広く担当させてもらえるようになりました。
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